教員・研究紹介

教員紹介・ゼミ紹介

刑事法

大越 義久

学生に向けてのメッセージ

上北 正人  2013年4月から、神奈川大学の教員となりました。それまでは、縦社会の日本を蟹のように横に歩いてきました。専攻は刑事法です。犯罪とそれに対する制裁としての刑罰に関する諸問題に検討を加えるというものです。対象が広範囲にわたるうえ、動くものであるので、多角的な視点からの検討が必要になります。別の視点を得るため、学界を離れ、裁判官になったこともありました。しかし、刑事法研究にゴールはありません。刑事法は欠陥のある人が創ったものであり、それに修復の手を加えるのも人だからです。もっとも、BESTには到達不能であっても、BETTERには達することができます。より良き刑事法を目指して、一緒に思索を巡らしましょう。

担当科目

【学 部】 FYS、刑事法入門、刑法Ⅰ・Ⅱ、法学部ゼミナールⅠ~Ⅲ、法律学特講
【大学院】 刑法特講ⅠA、刑法特講ⅠB、刑法特講研究

研究テーマ

刑事法の理論と実務の架橋

主な研究業績

  • ①「共犯の処罰根拠」(昭和56年 青林書院新社)
  • ②「共犯論再考」(平成元年 成文堂)
  • ③「刑法解釈の展開」(平成4年 信山社)
  • ④「教材刑事法入門(編著)(平成11年 東京大学出版会)
  • ⑤「刑罰論序説」(平成20年 有斐閣)
  • ⑥「現代の犯罪と刑罰」(平成21年 日本放送出版会)
  • ⑦「刑法総論〈第5版〉(Sシリーズ)」(平成24年 有斐閣)
  • ⑧「刑法各論〈第4版〉(Sシリーズ)」(平成24年 有斐閣)

これらの著書は以下の三点に要約できます。

  • 1.暗黒の章と呼ばれた刑法の共犯論を「共犯の処罰根拠」という視点から体系化し、共犯論の諸問題を統一的に解決へと導く共犯論のグランドデザインを描いたこと(①②)。
  • 2.現行刑法と旧刑法との連続性を、正当防衛や未遂犯の判例の中に見出し、旧刑法研究および旧刑法に影響を与えたフランス刑法研究の重要性を指摘したこと(③)。ここで得られた知見は刑法総論(⑦)にも活かされています。
  • 3.刑法、刑事訴訟法、刑事学、刑事政策は個別に論じられるのが一般的であるが、これらを刑事司法という一つのシステムの中で相互に関連するものと捉え、刑事法学が進むべき一つの方向を示したこと(④⑤⑥)。

ゼミ紹介

  •  考えることの楽しさ、自己の考えを他人に伝えることの難しさを実感し、そこから論理的思考の重要さを認識してもらいたいと考えています。

神大の先生

http://professor.kanagawa-u.ac.jp/law/law2/prof25.html 新しいウィンドウで開きます

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