進路・資格・就職について

卒業生の声 - 小國 徹さん

10年間通い続けた神大生活。

小國 徹さん


  “勉強は、したい時に、したい分野を”できればいいと思っていた私は、22歳で神奈川大学第二法学部法律学科に入学しました。当時私は、横浜市立動物園の飼育係員でした。どうして飼育係員が、法学部に入学?と思われるかもしれませんが、行政で働く上で法律を学ぶ必要性があると感じたため、法学部に入学しました。

  現在、二部はないのでピンとこないかもしれませんが、当時の私の一日は、朝6時起床、午後5時まで仕事、午後6時から9時までは大学で講義を受け、その後、週2回程度部活、ゼミのある日はゼミ終了後、指導教授、ゼミ生の仲間達と教室から居酒屋に場所を移し、持ち物を六法全書から徳利に替えていました。11時頃に帰宅し、寝るのが1時過ぎの毎日でした。
  動物園の業務は、土日が勤務のため、平日に交代で休んでいました。休日は、仕事はないが夕方から大学へ行っていました。今思えばなんと充実した毎日を送っていたのでしょう。



  4年間で学部を卒業し、卒業後も、動物園という社会教育施設、博物館施設に勤務していることから、聴講生として、社会教育主事課程、学芸員課程を、また、動物・動物園の話を子ども達、市民に伝える手法を学ぶために教職課程を履修し、それぞれ資格を取得しました。結局、神大で10数年間1度も欠席することなく授業を受けました。ある時、仕事の出張でどうしても欠席しなければならなくなり、そのことを事前に先生に伝えたところ、その先生は、「君が休むなら、その日は休講にするよ」と言って休講になったことがありました。
  10数年間、神大で学ぶことができたのは、仕事+αのところで楽しく続けられたためと思っています。(就職先を決めるために必死になり勉強している4年生には理解しがたいかもしれませんが)私は、講義を受ける中で(知らないことを知ることで)マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用「ランナーズハイ」にも似た、“心が躍る”自分を発見しました。

  「法律学は、大学に入ってから学ぶもので、国立大学の学生も、神大の学生もスタートはみんな一緒。これからが勝負だ!」また、「法学部に入学したからには、ゼミに入りなさい」等、法学部に入学した我々学生に諸先生からやる気と希望、そして、学び方等を教えていただきました。神大法学部は、教室以外(居酒屋等)の講義も充実しています。議論の仕方を、ここで身につけたOB弁護士もかなりいると聞いています。
  私は、神奈川大学で、学ぶことの楽しみ「学ぶことで心が躍る自分」を発見しました。入学の動機、学び方、また、卒業後の大学との関わり方等は、人それぞれです。神大を離れて10年になりますが“勉強は、したい時に、したい分野を”は現在も変わっていません。したくなったらまた神大へ行きたいと考えています。今は、趣味で口笛演奏を楽しんでいます。*

  在学生の皆さん、神大での学生生活を楽しんでください。やり方はあなた次第です。そして卒業後、勉強したくなった時は、また神大に戻ってきてください。

*小國さんは、2007年に「日本口笛奏者連盟」を結成され、ボランティア演奏を中心に現在もご活躍されています。


口笛演奏を披露する小國さん

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