入試関連

在学生から受験生へのメッセージ - 上原 鈴菜さん

忙しくも充実した学生生活

上原 鈴菜さん(自治行政学科2年)

  皆さんは「大学に入ったら勉強だけをしなければならない」と考えていませんか?

  大学生になると、履修科目を自由に選択できます。私は、卒業後教師になりたくて、教職課程を履修しながら、キャリア形成に役立つと感じた専門科目を選択しているのですが、とくに政治史に興味があり、「西洋政治」や「アジア政治外交史」といった講義を受けています。大学は高校と違って、学修に関してはすべて自己責任で、講義中に先生が出欠を確認することもあまりなく、先生によっては成績に出席点が全く加味されない場合もありますから、講義に出席して真面目に取り組むか、また遅刻や欠席をして怠けるかは自分次第です。

  私の場合、教職に関連する科目が多いため、同じ目標をもった人と講義でよく会います。グループワークや発表などを一緒にすると、お互いに励ましあったり知恵を出し合ったりして、そういうときには、刺激を受けて、目標に向かってさらに頑張ろうという気持ちになります。

  講義や教職課程のほかには、専門科目のゼミナールもとっており、たしかに、自由な時間がとれないこともありますが、私の大学生活は、勉強だけではありません。

  私は入学後すぐに美術系の部活動に参加し、いまも、休日はその創作活動に充てています。部活動のよい点は、他学部の友人や先輩、後輩と交流できることです。先輩がたには履修登録の相談に乗ってもらったり、学校生活以外の話を聞いてもらったりしています。このような交流の中で気の合う友人が増えると、毎日がとても楽しくなります。

  さらに、今年の夏休みからは、塾講師のアルバイトを始めました。アルバイトに塾講師を選んだのは、前期に履修した教職科目の中で好きなテーマについて、実際の授業に近い形式で発表した際、もっとプレゼンテーション能力をつける必要があると実感し、履修科目が増える3年生になるまでに大学以外の場でも経験を積みたいと考えたからです。研修では、短い時間の中で重要な項目を生徒に覚えてもらうにはどこを強調し、どこを板書したらいいかなど、いままで気付かなかった、実践的な内容を多く学ぶことができました。授業前の準備は大変ですが、始めてよかったと強く思っています。

  あと、私は6歳から民謡を習っています。休日の空き時間や学校から帰宅した後に練習し、今でも稽古場に通っています。入学当初は大学生活との両立は難しいようにも感じましたが、稽古の回数は少し減っても、まだ続けることができています。毎年夏には全国大会に出場し、ときにはボランティアで老人ホームを慰問することもあります。

  このように、私はときどき息抜きをしながら、忙しくも充実した大学生活を送っています。学生としては真剣に勉強に取り組む必要がありますが、アルバイトや趣味などの時間も大切だと思います。もちろん、何もかも完璧にこなすことは難しいですが、勉強の合間に趣味を、趣味の合間に勉強を、と時間を区切りけじめをつけながら続ければ、学生の本業である勉学が疎かになることはありません。それどころか、貴重な自分の時間をさらに大事に感じることができます。

  時間に融通のきく大学生だからこそ、勉強をおろそかにすることなく、勉強だけでは得られない経験を得ることができます。皆さんもいろんな経験をしてほしいと思います。

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