この度、神奈川大学法学会の機関誌である『神奈川法学』第49巻第1・2・3合併号が刊行されました。
<目次>
- 献呈の辞 坂本宏志
論説
- シンガポール共和国憲法と多文化主義――マレーシア連邦憲法の継受と否定―― 江口隆裕(1)
- 難民認定の現代的位相――「難民認定制度の運用の見直し」に寄せて 阿部浩己(73)
- 知的障害者の不法行為と家族の損害賠償責任の可否 角田光隆(101)
- 古典期ローマ法における遺言による譲渡禁止――家族信託遺贈の考察に向けて―― 篠森大輔(187)
- 賄賂罪における職務密接関連行為について 加藤正明(241)
- 権利実現と救済――較差是正訴訟の検討から(一) 嘉藤亮(305)
- 米韓同盟と日韓国交正常化――六・三事態をめぐるアメリカの対韓政策、一九六四年 玉置敦彦(329)
翻訳
- 寛容な社会――アメリカ合衆国における言論の自由と過激な言論―― (著)リー・C. ボリンジャー (訳)池端忠司・小林伸一(<25>)
資料
- 2016年 神奈川大学・神奈川新聞社共同高校生・大学生調査――調査概要および質問項目と回答 大川千寿(<81>)