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横浜家庭裁判所「法の日」週間行事『非行少年の未来を考える』に参加しました。

 

10月27日(金)13時30分から、令和5年度横浜家庭裁判所「法の日週間行事」である『非行少年の未来を考える』というイベントに、11号館22教室でオンライン(Zoom)にて参加しました。

少年審判制度の概要説明に続いて、少年事件処理の流れを模擬事案に基づいて体験しました。事案は17歳の少年による強盗傷害事件で、事案の流れ、少年の生い立ち、非行歴などの情報を確認した後、裁判官、家庭裁判所調査官、裁判所書記官、付添人に加えて、対象少年及び両親が参加する模擬審判を見学しました。成人の刑事事件とは異なり、裁判官主導で進行する少年審判の様子は興味深いものでした。その後参加者がグループに分かれ、グループ内の討議に基づき、当該少年について望ましい処分を保護観察・少年院送致・試験観察・検察官送致の中から選択するという体験をしました。

実際に少年の処分を決めるとなると、検討すべき部分がたくさんあり、参加した学生さんたちも悩んでいましたが、家庭裁判所職員の方の指導をいただきながら、事案の重さや少年の環境、再犯可能性などのさまざまな要素について意見を交わすことができました。

本来非公開である少年審判の様子を実感できるとても貴重な機会でした。学生さんからも、「少年審判の具体的な流れや、検討事項が実感できた」、「実際に具体的な事件を考えると処分の決定は難しいものだ」等の感想を得ることができました。

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