神奈川大学大学院 法学研究科

委員長メッセージ

ようこそ、知のプラットフォームへ!

江口 隆裕

山崎 公士

今、世界は、大きく変化しようとしています。先進国ではポピュリズムや自国中心主義が台頭し、戦後、欧米の国々が中心となって創り上げてきた価値観や世界秩序が揺らぎ始めています。しかも、グローバル化や情報化が進む中で、私たちの仕事や生活は、そういった変化の影響をこれまで以上に受けざるを得なくなっています。

問題は、そういった変化の先に何があるのか、誰にもわからないということです。今までのように、有力な政治家や高名な学者が語ったとおりになるとは限りません。なぜなら、この変化は、これまでになく多様な考えや情報が交錯し、複雑な力がぶつかり合って、引き起こされているからです。

では、どうすればよいのでしょうか。頼れるものがない以上、自分で判断するしかありません。しかし、自分で判断するといっても、そう簡単ではありません。ある問題の核心は何か、その背景にどのような考え方があるのか、その影響はどこまで広がりをもつのかなど、自分で判断をする前に知っておいた方がよいことはたくさんあります。変化の激しい社会では、このような「知的営為」を継続することがより重要になるのです。もちろん、「知的営為」を独力で行うこともできますが、先達の知識と経験を活用した方が、より無駄がなく、必要な知識を得ることができるはずです。

この継続的な「知的営為」を支援するための場、それが大学院です。神奈川大学大学院法学研究科は、憲法や行政法、刑法、民・商法などの伝統的な法分野から、政治学や法哲学など世界の動きを視座に置いた学問分野まで、様々な分野の専門家をスタッフとしてそろえており、大学院生の知的営為をスタッフが連携して多様な観点から支援します。

知的営為が継続的である以上、大学院の門戸も様々な人に開かれています。大学を出てさらに学問を深めたい人、社会での経験を学問というフィルターを通して客観化したい人、少子・高齢化など日本社会が抱える問題を考えてみたい人、資格を取るために新たな法分野を学びたい人など、「知的営為」の動機は何であれ、自ら学び、考えようとする人であれば、どなたでも歓迎します。

あなたも、神奈川大学大学院法学研究科という知のプラットフォームに立ち、知的営為の世界に飛び立ってみませんか?

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