神奈川大学大学院 法学研究科

先輩からのメッセージ

荻原 満寿美さん

荻原 満寿美(おぎはら ますみ)さん

法学研究科 法律学専攻 博士前期課程
2013年4月入学(入試種別:社会人入学)

大学院進学及び本学を進学先に選んだ理由を教えてください。
社会福祉士として、また介護支援専門員として現在、社会福祉法人の事業に従事している。市民の相談援助のために制度を活用する機会が多いが、法律の趣旨を理解しより市民生活に役立てるようにしたいと考え、入学しました。
大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
大学院で開催しているオープンな研究会に出席したり、また、先生方に直接、相談させていただき、研究のテーマを考えることができました。
受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
研究会の終了後に、先生方とお目にかかる機会がありました。
また、大学院の事務窓口の担当者の方々が先生方との連絡の仲介をして下さり直接、面接をさせていただくことができ、今後の進め方のアドバイスをいただきました。
指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソード等を教えてください。
江口 隆裕先生
選んだ理由:社会保障法に精通しておられるため法学初心者の私に、法学の基本をご指導いただいています。社会保障法から社会保障の意義まで広い視点での解釈を学んでいます。先生は介護保険法の制定に関わっておられ、造詣の深さを目の当たりにし、大きな学びがあります。
星 宇(ほし たかし)さん

星 宇(ほし たかし)さん

法学研究科 法律学専攻 博士前期課程
2013年4月入学(入試種別:一般入試)

大学院進学及び本学を進学先に選んだ理由を教えてください。
私が神奈川大学大学院法学研究科に進学したいと思うようになったのは、大学4年次の時でした。それ以前の私は、大学院に進学しようとは思っておらず、周りの人たちと同様に就職活動を行っていました。
そんな私が、大学院に進学しようと思ったのは2つのきっかけがあったからです。
まず1つ目は、私が学部生のときに履修していたゼミナール活動の先生の下で「もっと学んでいきたい・教わりたい」と思ったことがきっかけです。先ほども述べましたが、学部3年次まで私は、大学院に進学するとは思ってもいませんでした。しかし、学部4年次にふと、ゼミナール活動3年間で、得られた新しい知識や物の見方・情報を、この3年間で終えるのはもったいない、進学すればもう2年、先生の下で学べる」と強く思うようになり、法学研究科への進学を決意しました。
2つ目は、私の出身は福島県で、当時、卒業論文を「東日本大震災の影響がもたらす環境の異変」というテーマに取り組むつもりでいましたが、周りのゼミ生からは「東日本大震災からそれほど月日も経過していないこと。文献も少ないこと」などの理由から、「このテーマで書き上げるのは大変」と言われました。しかし、先生や大学院の先輩からは、「着眼点が良い、今後は文献が増えていくから大学院の2年間を通じて共に学ぼう!」と言われ、「少しでも評価をしてくれる人がいるのなら、2年間しっかり大学院で勉強してみたい」という気持ちになりました。
以上が、私が神奈川大学大学院法学研究科を進学先に選んだ理由です。
大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
私の場合、一般入試で入学したため、筆記試験と面接試験がありました。
まず事前に、大学院の先輩方から受験対策、事前準備についてアドバイスをもらいました。
筆記試験では、専門科目1題と英語を選択しました。専門科目の対策としましては、先生が普段、大学の講義で使用されている基本書や講義中に先生が黒板に書かれたことをノートにまとめ、それを素材として、基礎的な論点の復習を重点的に行いつつ、今日起こっている問題にも取り組んでいました。英語に関しては、過去問を解いていく中で、文法を再確認するとともに、法学研究科に進学することから、法律用語を中心とした英単語の学習に努めました。
面接試験の対策については、あらかじめ聞かれそうだと思う質問をノートにまとめ、自分なりの答えを作成し、ゼミナール活動終了後、先生に添削していただきました。また、入試3ヶ月前から本番直前までは、先生に模擬面接をお願いしまして、本番で失敗することの無いように対策をしてきました。
受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
学部生当時、ゼミナール活動終了後に先生の研究室にて、細かいアドバイスをもらったりして相談に乗っていただきました。また、長期休みの際には、先生のご都合の良い日を伺い、研究室へ足を運びました。試験情報の他にも、修士論文・研究計画書・卒業論文・今後の大学院での勉強方法・大学院での研究・就職等について幅広く相談に乗っていただきました。
指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソード等を教えてください。
指導教員名:山田 徹先生、 川瀬 博先生、 東郷 佳朗先生
※今回は、一番お世話になっている川瀬先生とのエピソードについて書きたいと思います。
私は学部時代から現在に至るまでの5年間、川瀬先生の下で、「もっと環境政策を学び、まだ知らないことをもっと学んでいきたい!」という思いで、指導教授を川瀬先生にお願いいたしました。
川瀬先生との出会いは、学部1年次に履修した「環境行政特論」です。その時は特に先生との会話は無かったのですが、講義を受け続けていると「この先生の講義は面白く、もっと学びたい」と思うようになり、学部2年次の時に先生のゼミに所属しました。先生のゼミは、一人一人の意見を大事にしてくださるので、毎回活発な議論が行われ、「気が付けばゼミが終わっていた」ということも多々ありました。
また、ゼミ活動以外でも、先生と共に「東北ボランティア駅伝」に参加し、岩手県遠野市へ支援をおこないに行ったこともありました。
最後に先生は、私が迷ったときには、どんな話でも聞いて下さり、勉強だけでなく進路や日常生活まで相談に乗ってくださる優しい先生であり、師匠です!
石原 康則さん

石原 康則(いしはら やすのり)さん

現職: 社会福祉法人電機神奈川福祉センター 理事長
法学研究科 法律学専攻 博士前期課程

2010年4月入学

大学院進学及び本学を進学先に選んだ理由を教えてください。
私は、民間企業を定年退職してから進学を決意しました。社会人としての経験や体験を、大学の場で調査・研究して体系化してみたいと思ったからです。神大を選んだのは、夜の履修が可能であるなど社会人が学ぶにあたって環境や条件が整っていたからです。
大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
社会人入学ですから、社会人時代に取り組んできた活動の評価、棚卸を丁寧に行い、入学できれば何を調査・研究するのか、そのテーマの絞り込みや課題の整理に時間を使いました。
受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
私は、学部を経ず、直接、法学研究科を志望しましたので、事前に指導教員と連絡をとるということはありませんでした。
指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソード等を教えてください。
指導教員は、坂本宏志先生です。私は労働法を専攻しましたので、「別冊Jurist労働判例百選」を執筆されるなど、労働法がご専門である坂本先生に指導を受けることにしました。
坂本先生は、授業に何をとりあげるか、何を材料にするかといったことについて、絶えず学生とのコミュニケーションを大切にするという気遣いをいただきましたので、授業内容は私にとって真に興味深いものでした。
論文等の指導はとくに熱心で細かいチェックがあって、なかなかOKが出なかったのを思い起こします。今、それがとても役立っていることから感謝しています。
大学院でのご研究は、現在のお仕事に役立っていますか。
私は、障害者の就労移行支援等の事業を営む社会福祉法人に勤務しており、その関係から厚生労働省社会保障審議会(障害者部会)臨時委員をつとめています。また、「ADR(裁判外紛争解決機関)」である労働審判制度に関係しており、個別労働紛争の解決に携わっています。(いずれも2014年10月現在)
このような分野で活動していくには労働法は必須です。私は、定年退職後、第二の充実した人生を歩んでおりますが、大学院での研究生活がなければ、私の今のこの人生はありませんでした。
近江 美保 (おうみ みほ)さん

近江 美保 (おうみ みほ)さん

現職:長崎大学多文化社会学部准教授
法学研究科 法律学専攻 博士後期課程
2006年4月入学

大学院進学及び本学を進学先に選んだ理由を教えてください。
日本と米国での修士課程修了後、社会人として働いていましたが、進学の数年前から非常勤講師として大学で教えるようになり、もう一度、きちんと勉強したいと思うようになったことから、後期課程への進学を決心しました。
神大の法学研究科で学ぼうと思ったのは、私が関心を持っていた分野で先端的な研究をされている先生がいらっしゃり、是非ご指導いただきたいと思ったからです。
大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
受験対策は特にしませんでした。ただ、自分の専門分野(国際人権法)以外の問題がでると困ると思い、過去の入試問題を見せてもらいました。(結果的には、試験問題は、知識を問うというよりも法学関係の英文和訳だったので、助かりました。)
受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
進学を考えていた時に学会でお会いし、指導を引き受けていただけるかどうかを伺いました。また、その後、研究室にもお邪魔して、お話を伺いました。
指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソード等を教えてください。
指導教員は、阿部浩己先生です。阿部先生には、進学を考えるようになる前から、研究会や専門書の翻訳プロジェクトでお世話になっており、その経験から、博士論文を書くのであれば、阿部先生のご指導を受けたいと思っていました。
エピソードは、2年目の後期のゼミで、私が読みたかった Chandra T. Mohanty の"Feminism without Borders"の講読に、1対1でつきあっていただいたこと。私の翻訳原稿に、阿部先生からだけは「他の人は絶対気づかないと思うけど・・・」という鋭い指摘が(今でも!)入ること。あとは、(さんざん)飲みながら、いろいろお話ししたことでしょうか。
大学院でのご研究は、現在のお仕事に役立っていますか。
はい。神大での学位取得を経て、今年から大学の准教授として就職することができました。また、在学中に勉強したフェミニズムと国際人権法、それに博士論文で取り上げた国際経済法とジェンダー及び人権との関係というテーマについては、今後も研究を続けていきたいと思っています。
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