ようこそ、法学部へ 法学部長 公文 孝佳

  洋の東西を問わず,また太古の昔より,人間は集団を作って暮らしてきました。その中で,人々は自分がいる集団を維持するために,いろいろな法(律)を作りました。そして,近代に入ると,集団の中の個(人)の尊重,その人の持つ絶対不可侵の尊厳を,社会との関係でどう調整するか,そういう問題に人間は悩むようになりました。また,時代の移ろいとともに,政治体制も変われば,科学も発展します。その中で,人間は常に様々な問題に直面してきました。そのとき,法(律)は常に解決の主たる道具の一つであり続けました。また,法を正当(正統)足らしめるものは何か,ということにも先人は悩んできました。ここには無限の広がりがあります。そして解答は一つではない場合もあります。その場合,結論の正しさを決めるのはいったいどのようなものか,ここでも人間は悩んできました。

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