法学部について
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理念・沿革

学校創設当時の米田吉盛 学校創設当時の米田吉盛
建学の精神 建学の精神

神奈川大学法学部は、昭和40(1965)年4月に発足しました。当時、神奈川県下の大学としては唯一の法学部でした。

神奈川大学法学部の歴史を紐解くと、本学の前身である横浜学院まで遡ることとなります。横浜学院は、昭和3(1928)年3月、中央大学で法律学を学んだ米田吉盛によって創設された専門学校で、開設当時は、法学科と商業経済科の2学科でスタートしました。米田弱冠29歳の青年時代のことでした。当時横浜には、法学科をもつ学校はありませんでした。

横浜という地は、幕末開港以来の日本の表玄関であり、かつ外国文化交流の拠点・貿易の中心、第一次世界大戦後に発展形成された京浜工業地帯の一角であります。また横浜には、明治の初め天下の俊英を集めた「高島学校」という一大私大が興隆した伝統もあり、米田はこの伝統を育み、この地に勤労青年の教育の場としての“昭和の高島学校”を再興せんと熱い情熱を傾けたのでした。

横浜学院は、翌年、横浜専門学校として形を整えました。横浜専門学校は、「専門学校令ニ依リ高等ナル学術、理論及応用ヲ教授シ併セテ人格ヲ陶治スル」ことを設立目的とし、「質実剛健、積極進取」の教育方針のもとに創立されました。

2018年、本学は創立90周年を迎えましたが、この建学の精神は、いまでも隆々と活き続いています。

参考文献:『神奈川大学五十年小史』

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