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法学部GPP(国際系)

【国際人権センター・GPP】滝澤三郎先生講演会「激動する世界の難民問題と難民開国に向かう日本」が開催されました

国際人権センター主催の講演会「激動する世界の難民問題と難民開国に向かう日本」において、元国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表で、現ケア・インターナショナル・ジャパン副理事長及び東洋英和女学院・名誉教授の滝澤三郎氏に10月27日にご講演いただきました。本講演会は、Global Perspective Program (GPP)を履修する学生をはじめ、幅広い学生及び学内外の方々に聴講の機会となりました。

 

滝澤名誉教授は、30年近くにわたり国連諸機関に勤務されました。以後、国連UNHCR協会理事長、国連大学客員教授等を歴任され、長年にわたり移民難民問題の研究に従事される一方、外務省のJPO(Junior Professional Office、JPO派遣制度とは、各国政府の費用負担を条件に国際機関が若手人材を受け入れる制度で、外務省が35歳以下の若手の日本人に対し,原則2年間国際機関で勤務経験を積む機会を提供するもの。外務省HPより)試験の面接委員も務められ、国際的な活躍を目指す若者を応援してこられた方でもあります。

 

ご講演では、世界では人道危機や政治危機の問題で多数の人々が難民になっていること、またいくつかの複雑な原因による現在の難問問題の「解決」がより困難になっていることなどお話いただきました。また、先生ご自身も長年関わってこられた日本の難民政策について、近年のウクライナからの避難民受け入れを契機に、難民鎖国と言われてきたこれまでの日本の状況から「開国」に向けて劇的に変わってきているといった、貴重な分析と見解についてご講義いただきました。普段、接する機会の少ない難民問題に目を向けることで世界の問題に触れ、また先生ご自身の国連での仕事について伺うことができ、国際的な視野を養う貴重な学びの場となりました。

 

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