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大和市総合政策課総合政策係長の稲垣秀幸氏による講演会が行われました

10月25日「自治体実務特修Ⅱ」において、大和市総合政策課総合政策係長の稲垣秀幸氏をお招きし、「人口減少を見据えた自治体の取り組み」というテーマでご講演をいただきました。

1970年代初頭の第2次ベビーブーム以降、継続的に出生数が減少しておりますが、人口減少が顕著となってきているのは、つい最近の出来事です。しかしこれは、高齢化(甲寿命化)が進んだ結果であり、高齢者の死亡と相俟って人口減少が目に見えるようになったとのことでした。

大和市では、「健康都市 やまと 人口ビジョン/まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、地域の実情の即した人口減少対策に取り組んでおり、市民生活の質を高めながら、選ばれるまち、持続可能な都市を目指した施策を展開しています。魅力あるまちづくりのため、子育て環境の整備や安全・安心な地域づくりはもとより、仕事や活躍の場がみつけやすく、都心に近いことを活かしつつ、愛着意識が醸成されるような事業の展開を図っているというお話しをお伺いして、総合的なまちづくりの重要性を学びました。

ご講演を受けて、受講生は、人口減少を見据えて自治体が今取り組むべき施策について考える課題に取り組んでいます。

「自治体実務特修Ⅱ」は、2021年度からのカリキュラムにおいて新たに導入された科目です。県内自治体において実務に携わる方々と共に、学部の専門科目で学んだ内容を活かしつつ、地域における課題への対応を考えていきます。

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