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法学部公務員

鎌倉市市民防災部商工課および総務部職員課の方をお招きし、ご講演をいただきました

 5月18日に実施された「自治体実務特修Ⅰ」において、鎌倉市市民防災部商工課勤労者福祉担当係長の内田章子氏及び同じく商工担当係長の進士拓視氏より「Z世代の職業観~well-beingを高める将来設計~」について、総務部職員課の清水智恵氏より「地方公務員のお仕事について」というテーマでご講演をいただきました。

 鎌倉市は日本でも有数の観光地であり、また常に住みたいまちとして上位にランクインする街ですが、特に若者の市内就労者が比較的少ないとのことでした。鎌倉市では、働く場の確保と働く環境の整備を柱として商工業振興と労働環境の充実を目的とした商工業振興計画(働くまち推進計画)を策定し本年4月から実施しています。そして、市内での起業や独立に関心がある方にノウハウ等を提供する起業家スタートアップ支援プログラムを用意したり、若者の雇用促進事業として市内企業や従業員から鎌倉で働く魅力を伝える座談会当のイベントを実施したりしています。さらに地域の産業育成の一環としては、伝統工芸である鎌倉彫を現代的な形で活用する振興策も展開しています。

 また、実に様々な業務を担い、日々地域に密着して市民に寄り添った課題解決にあたり、まちの良いところを守り、未来に向けて発展させていく市役所職員の魅力とやりがいについてご講演もいただきました。

 

 今回のご講演を踏まえ、受講生は、ライフスタイルにおける職業の位置づけについて考え、どのような基準で職種や働く場所を選ぶべきかについて検討する課題に取り組んでいます。 

 「自治体実務特修」では県内自治体において実務に携わる方々と共に、学部の専門科目で学んだ内容を活かしつつ、地域における課題への対応を考えていきます。

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